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おがくずをここに捨てれば身綺麗になれるはずだと思ってました
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笹短歌ドットコム、テーマ「海」の総評です。
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採用一首

飲み込んだすべての夢を消さぬようバクは静かに海へ潜った
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ボツ四首

綿飴であったことなど忘れつつオホーツク海流れ着く雨

ただぬるい枕を抱え海岸でじっと待ってるくじらの涙

雨粒をひとつひとつと磨いては海に放った それでよかった

満ちていく潮見つめては太陽のかたち確かめるコウノトリ
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今回は一首のみの採用です。
過去二回送った短歌とはスタイルが違うので、全ボツを覚悟しておりましたが、なんとか一首とっていただけました。笹師範ありがとうございます。一番好きなのは採用された一首ですが「ただぬるい~」も好きな短歌です。意味を込めて作ったというより、詩的なものを求めて詠んだものなので、感性が合わない方には理解されにくい短歌になっていると思います。中森つんはこういう短歌も詠むのだと、知っていただけたかと思います。
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こんにちは
詩的な短歌、私は良いと思います。
自分でも以前は詩を書いていたのでそういう短歌はわりと好きです。
具体的な意味はとりにくいけれどいい歌、好きな歌ってありますよね。
短歌は歌意を細かく問われがちですが(それはそれで大切な事なのでしょうが)どうしても説明できない部分もあります。
そこは読む人が、それぞれに捉えてもらえばいいのではないかなと思います。
高羽佐兎子 URL 2009/08/31(Mon)09:32:34 編集
お返事。
こんにちは。
短歌へのご理解、ありがとうございます。短歌に関しての考え方は、羽うさぎさんと共通します。
短歌は読む人がいろんな受け取り方をして、詠み人の心中を模索するものだと思っていますので、たまに「意味が伝わってこない」とおっしゃる方がいらっしゃり、どう返答していいのか困ってしまうことがあります。詠み人の持たせた意味なんかより、その短歌から受けた印象をこっちが聞きたいからです。
中森つん URL 2009/08/31(Mon)11:29:50 編集
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中森つん
性別:
女性
自己紹介:
穂村弘さんに影響を受け、2009年、短歌にベクトルをあわせ出発進行。雑誌やメディアでの掲載・採用情報、結社詠草の情報置き場。尊敬する歌人は笹井宏之さん。
結社「未来」の「彗星集」所属しておりました。申し訳ございませんが、歌意の説明は控えさせていただいております。
2011年12月活動休止。2013年4月活動再開。
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