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おがくずをここに捨てれば身綺麗になれるはずだと思ってました
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テーブルを挟んだままで近づけず六畳半の部屋の二人は

選者米川さんコメント
「近づく、『近』というのをこういう風に使うのかと感心しました。もう少ししたら近づくというのを意識している微妙な二人ですね」

今回初めて、選者の米川さんにとっていただけました。ゲストの真中朋久さん(歌人)に気になる歌として目にとめていただき、
「前にテーブルがあっても、ちゃぶ台を返すみたいにして近づいたらいいのにとか、さりげなく台所に行って飲み物かなんかとってきて、隣にさっと入ればいいのにと思いますけど、そうじゃないところが初々しい感じがします」
とコメントをいただけました。
そしてアナウンサーのまとめの一言
「さてこの二人これからどうなるのか。気になるような歌でもありますね」
そうですね。私も気になります。

実はこの短歌の入選にあたって、電話でNHK短歌のスタッフさんから「六畳半というのは実際にある間取りですか?四畳半というのは聞いたことがありますが…」と質問をされました。「六畳半というのは2000年頃からマンション、アパートなどで取り入れられてきた、中途半端な広さの部屋です。あえて『六畳半』という表現を使うことで、二人の距離感や関係性のあやふやさを表してみました」とお伝えしたところ、後日、また電話がかかってきて、こんなことを言われました。

「中森さんからの説明を選者さんに伝えたとき、私たちスタッフも年寄りの年齢ですから、こうして若い方が新しい言葉を使って、短歌を表現していくというのは、嬉しいことだし、短歌の新しい未来が見えてきて楽しい、と話していたんですよ。中森さんの短歌は、他の投稿者の方と比べても、表現が非常に面白いんですね。これからもどんどん、あなたの魅力を見せてください」

と、選考時のエピソードや励ましのお言葉をいただきまして、本当に嬉しくて泣いてしまいました。「秀歌」と呼ばれる作品よりも、人の心を惹きつける歌を詠んでいきたいと、改めて思わされました。どうか皆様、これからもよろしくお願いいたします。
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おめでとうございます!
こんにちは!
お知らせいたしましたとおり、放送を見ることができませんでしたので、記事のうpは嬉しいです。

最後まで読ませていただき、私までうるうるしちゃいましたよ…。

本当に良かったですね!
あーなんか言葉になりません。私も本当にうれしい!

…という気持ちをとりいそぎお伝えいたしたく。

乱文失礼しました。

垂々 URL 2010/06/28(Mon)17:35:04 編集
おめでとうございます。
記事になるの楽しみにしてました。
拝見しました。テレビの前で私まで「気になる」とつぶやいてました。ゲストの真中さんのコメントも大変頷いて聞きました。おもわず世話を焼きたくなるような、みずみずしい緊張感があって素敵な歌ですね。

また、スタッフさんからのお電話でこんなやりとりがあったなんて。嬉しいやりとりでしたね。

ほんとうにおめでとうございます。
小林ちい 2010/06/28(Mon)18:39:13 編集
無題
最近mixiから退会したfです。

番組拝見しました。
中森さんの作品が認められ、受け入れられているのを見ると、自分のことのように嬉しいです。
これからも応援しています。
f 2010/06/28(Mon)21:53:27 編集
お返事。
>垂々さん
こんにちは。日曜の朝6時からというのは、結構早い時間帯ですよね。私は録画予約でしか観られません。朝はまだ、昏倒しております。

NHKさんとのやりとりは、本当に嬉しかったです。今後も頑張っていこうと思いました。…のに、今日締め切りの短歌が未だ投稿できていません。

>小林ちいさん
ありがとうございます。
スタジオの皆さんが頷いていらっしゃいましたね。これで次に採用されるのが、別れの歌なんかだったりしたら、切ないですね。幸せな歌が詠めるように頑張ります。

スタッフさんと選者さんの間で、そんなやりとりをするんだということも初めて知りましたし、実は、このスタッフさんが私を旧姓時代から知っていただいていたということも判明して、嬉しいこと盛りだくさんでした。

>fさん
番組を観て、さらにコメントをくださって嬉しいです。

でも、気がついたらfさんがどこにも見あたらず、残されたコメントだけが名無しのままそこにいて、とても寂しく思いました。ちょうど、何か良い詩の本を教えていただきたいと、ご相談したいと思っていた矢先のことでした。

もし私のことがご迷惑にならないのでしたら、連絡をくださいませんか?ツイッターあたりにいらっしゃるのでしょうけど、私はどうもあのツールを使いこなす自信がなく、手をだせずにおります。私の才能を一番最初に認めてくれたのはfさんです。どうか、これからも私に助言や励ましの言葉をください。お願いいたします。
中森つん URL 2010/06/30(Wed)13:56:01 編集
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中森つん
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女性
自己紹介:
穂村弘さんに影響を受け、2009年、短歌にベクトルをあわせ出発進行。雑誌やメディアでの掲載・採用情報、結社詠草の情報置き場。尊敬する歌人は笹井宏之さん。
結社「未来」の「彗星集」所属しておりました。申し訳ございませんが、歌意の説明は控えさせていただいております。
2011年12月活動休止。2013年4月活動再開。
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