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おがくずをここに捨てれば身綺麗になれるはずだと思ってました
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NHK短歌9月号にて短歌が採用されましたので報告です。
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加藤治郎さん選 テーマ「人名」佳作

「もしもし、未来ですか?」と尋ねればロボが応える星新一の
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9月号の締め切り当時、体調不良が悪化し始め、それでもなんとか送ったのを覚えています。1首でも拾っていただけて良かったです。

この短歌に出ている「星新一」という作家をご存知でしょうか。
私と同じ20代の皆さんは、もしかしたら小学校の国語の教科書で何らかの作品を読んだことがあるかもしれません。彼はショート・ショートと呼ばれるいわゆる短編小説の第一人者であり、その独創性溢れる発想が魅力的な作家です。また、インターネットや携帯電話がまだない時代に、その存在を予見するかのごとく、自身の物語の中に登場させていました。彼の描く世界は、とてつもない情報量を持つ図書館のようです。どの作品も読み終えた後、子供のように興奮してしまいます。

まだ読んだことがないという方は、これを機会にぜひ読んでみてください。
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字足らずの
なんか、読んでドキっとします。
初句が字足らずなのと、あとは「星新一の」って結句のせいかな?
初見でのその辺りの違和感が「ドキッ」としちゃう原因なのかなぁと思ったのですが、何回か音読してみてもやっぱり「ドキッ」としちゃいます。

いつも中森さんの短歌よんで、色々と思うことはあるのですが、なんかあんまりコメントするのもしつこくてこわい(笑)かなぁと思って、遠慮していたのですが、一つ次のエントリーを読んで私なんぞがあれこれコメントしても良いのかしら?と思いつつ、ついつい思ったことを書いてしまいました。

未来の詠草にも、あとでコメントしますね。

…そういえば。うちの小学校の教科書は、星新一のってなかったなぁ。
たちかわ URL 2010/08/20(Fri)22:35:35 編集
お返事。
さっそくコメントくださってありがとうございます。

そうです。この一字足らずの初句に「あれ?」ってなるのと、下句への流れの悪さがあるのです。「星新一のロボが応える」のほうが、ずっと良いのに。それなのにどうしてと言われると、このごちゃごちゃ感が星新一さんっぽいかなぁという、単純な考えでした。
中森つん 2010/08/20(Fri)23:10:48 編集
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中森つん
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女性
自己紹介:
穂村弘さんに影響を受け、2009年、短歌にベクトルをあわせ出発進行。雑誌やメディアでの掲載・採用情報、結社詠草の情報置き場。尊敬する歌人は笹井宏之さん。
結社「未来」の「彗星集」所属しておりました。申し訳ございませんが、歌意の説明は控えさせていただいております。
2011年12月活動休止。2013年4月活動再開。
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