忍者ブログ
おがくずをここに捨てれば身綺麗になれるはずだと思ってました
[7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

きらきらと輝いている老人の夢のわだちをやさしくなぞる

選者加藤治郎さん
「夢のわだちというものは老人の生きてきた痕跡なんですね。きらきらと…夕日の情景を思い浮かべましたけれども、その老人の生きてきた年月、それを作者がやさしくなぞる、思っている、追体験しているという歌で、老人への深い共感のある歌だと思います」

--------
この短歌にはふたつの意味をこめておりました。ひとつは加藤さんが読み取ってくださったように、老人、人生の先輩への尊敬です。もうひとつはとてもくだらない意味ですので、ご自由にご想像ください。

今回はお名前を存じ上げている夏実麦太朗さんや同じ彗星集の方とご一緒させていただきました。

図らずして、先日逝去した祖父の名前が含まれており、追悼の短歌となったことを嬉しく思います。

追記。
夏実麦太朗さんの表記を間違えておりました。誠に申し訳ございませんでした。
PR
1月16日(日曜日)放送分、教育テレビ「NHK短歌」午前6時~6時25分、加藤治郎さん選テーマ「夢」にて、私の短歌が入選いたしました。本名にて放送されます。お暇がありましたら、どうぞご覧くださいませ。

「NHK短歌」
http://www.nhk.or.jp/tankahaiku/
田中ましろさんが私財と自由時間を投げ打って制作されている「うたらば」のブログパーツが更新されました。今回のテーマは「はじまり」+自由詠。応募総数78首もの中から採用していただけました。(採用数12首)

産声をあげて輝く嬰児のベビーベッドに落ちる流星

今回はなんと、ましろさんの美麗画像に合わせて「うたらば」トップページに表示される「表紙フォト短歌」なるものに選んでいただきました。こんな機会、めったにないんだからね!ということで、ぜひとも「うたらば」HPにてご確認いただけたら嬉しいです。私の短歌がこうした形で発表されることは、大変珍しいことです。

自分でも趣味で写真を撮ったりいたしますが、人様の目に触れるような素敵なものを撮ることは出来ませんので、ましろさんの技術とセンスには感謝です。

うたらば
http://www.utalover.com/index.htm
「夜はぷちぷちケータイ短歌」(NHKラジオ第一)にて
短歌が1首採用されましたのでご報告です。
(HP内採用)
--------
企画テーマ「大風呂敷」
加藤治郎さん選
今年こそ宇宙旅行へ行っちゃって土星のわっかを指輪にしたい
--------
本年最初の短歌採用です。ありがとうございます。

今回の採用数を拝見いたしますと、夜ぷち短歌人口の多さ、
年齢層の幅広さに驚かされます。
あちらこちらの雑誌で今年は俳句・短歌ブームが来るという噂を見かけます。特に、そういう伝統を大切にする女性を「雅美女」と呼ぶんだそうな。私も年に数回着物を着たり、短歌を詠んだりいたしますが、まったく雅な女ではないことを、ここに書き残しておきます。
四季変わる花さえ忘れ去年今年ちらり肩へと舞い降りる雪
--------
昨年はお世話になりました。年末の挨拶が出来ぬまま新年を迎え、早々に身内に不幸がありましたため、挨拶を控えさせていただきます。

去年は無謀にも結社に飛び込み、新たな場所で「自分の短歌」というものを見つけることに躍起になっておりました。結果、持病悪化などの体調不良に悩まされることとなりました。年始に掲げた「平穏無事」の目標はあっけなく崩れ、もっと勉強をすると言っていたものもまったく手付かずに終わり、見事に壁にぶち当たりました。

もがかずにはいられませんでした。誰に忠告されようと、心配をかけようと「不幸の中から良い作品は生まれる」という持論を信じて進み続けました。おかげさまで少しずつですが、私の中で何かが見つかろうとしています。

短歌を始めばかりの一昨年の勢いと、去年の苦しみ。その二つを持って今年は「中森つん」の短歌がより黒く輝くように頑張りたいと思います。多方面にご迷惑をおかけいたしますが、どうぞ見守ってやってくださいませ。よろしくお願い申し上げます。
『心療時間』

悲しみの蒼穹を越えやってきた渡り鳥には甘い淡雪

生殺しされつつ今日も晴天が私を射して、刺していくのだ

錆びついた公衆電話の内側でこだましている夢の群集

「とりあえず一歩前へと踏み出そう」言われて立った屋上の端

着地点見つけられずに爪先が大地へ触れる(怖い、助けて)

閉鎖病棟内走る人体はガラスの靴を探しています

私にはなれないでしょう 先生は白衣の似合う人なんだから

細い腕はらりと落とし膨らんだ赤い真珠が割れるのを待つ

どうしても君を傷つけたい朝にバターナイフを振りかざしてる


<「未来」No.708 2011年1月号>
「夜はぷちぷちケータイ短歌」(NHKラジオ第一)にて
短歌が1首採用されましたのでご報告です。
(HP内採用)
--------
月間テーマ「ラジオ」
だいたひかるさん選
蝸牛の奥へ奥へと押し込んだ鼓膜を震う「おやすみなさい」
--------
今年最後の夜ぷち、だいたさんに採用していただきました。ありがとうございます。

年明け早々全ボツ発進と同時に、体調不良により投稿をお休みしていた夜ぷち。先月から復帰した私をあたたかく迎えてくれました。結社へ入ったからといって、こうした投稿をやめたくないという私のわがままを支えてくれた旦那さん、ありがとう。

来年はもっと無茶をすると思いますが、皆さま、生温かい目で見守ってやってください。
笹短歌ドットコム、テーマ「部活動」の総評です。
--------
採用2首
(帰宅部)
フルートの音色聴き入る放課後の私の席は白昼の海

野良ゆえの行くあてのない帰り道ひたすら伸びるまっくろくろすけ

ボツ3首
(陸上部)
校庭の砂利いっせいに蹴り上げて弓なりに反り目の前は、青。
(囲碁部)
指先でピリオドを打つ 友達という関係を終わらせるため
(天文部)
乱視用望遠鏡で見届ける生中継の星の死に様
--------
私は委員会活動に身を投じていたため、帰宅部以外の部活動は想像上の短歌です。帰宅部は放課後を自分でやりたいことを見つけてやるという、とても有意義な部活動です。
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
プロフィール
HN:
中森つん
性別:
女性
自己紹介:
穂村弘さんに影響を受け、2009年、短歌にベクトルをあわせ出発進行。雑誌やメディアでの掲載・採用情報、結社詠草の情報置き場。尊敬する歌人は笹井宏之さん。
結社「未来」の「彗星集」所属しておりました。申し訳ございませんが、歌意の説明は控えさせていただいております。
2011年12月活動休止。2013年4月活動再開。
来訪記録
参加中
ランキング参加中。 クリックをお願いします。
最新CM
[06/08 辻]
[08/15 xqalhjiznm]
[08/14 bqarhnolkf]
[05/16 中森つん]
[05/15 薫智]
リンク
参加してます。 お気に召したら拍手をくださると、 大変光栄でございます。
バーコード
ページ
リンク