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おがくずをここに捨てれば身綺麗になれるはずだと思ってました
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ぽつぽつと言葉の雨が降り注ぎやがて書物は海となります

選者加藤次郎さん
「『ぽつぽつ』『雨』『降り注ぎ』『海』と、ある言葉のイメージが繋がっていく。これを縁語と言うのですけども、そういったテクニックが使われています。そればかりでなく『言葉』と『書物』この繋がりがありますね。一首の中に二つの言葉の繋がりがあるということで、なかなか凝った歌だと思います」

ゲスト山崎聡子さん(今年度短歌研究新人賞)
「本と言う身近なものが『海』という大きなものへと繋がっているというイメージの広がりが素敵だと思いました。たしかに、本の文字をじっと見ていると、それ自体が意味を失うようなそんな感じがあると思うのですが、記号になった文字が雨粒みたいに見えるのが、共感すると言うか、感覚としてわかるなぁと思いました」

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テレビを見ながら「へぇ、そんなテクニックがあるんだ」と思ってました。これはそういうものをまったく意識しないで、思った通りにすらすらと詠めた歌でした。

別に高度なテクニックを試したかったわけでもなく、いまいち歌意をうまく読みとっていただけなかったというか、この短歌は読書家には多く共感されると思っていたので、ちょっと残念でした。
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制作者の田中ましろさんが忙しそうな「うたらば」のブログパーツが更新されました。今回のテーマは「月」+自由詠。今回のテーマはどうにも私には難しく、不採用に終わりました。

今回ちょっと気になったのが、自分の短歌のクオリティも低かったのですが、採用歌にも「これ」と思えるものがありませんでした。採用基準として「伝わりやすい」というのがあるらしいのですが、あまりにもありきたりな表現ばかりというか、全部似たような短歌にしか思えなかったのが残念でした。ただ単に「月」じゃなくて「待宵月」とかそういう季節感も「月収」「月並み」とかそういう単語もあったのではないかと思います。それを活用できない私も力量不足ですが。

現在募集しているテーマは
ブログパーツ:「秋風」+自由詠(〆切10月31日)
次号うたらば:「細雪」(〆切12月20日)

の2つです。

次回のテーマも単語として固定されてしまっているので、そこからいかに物語を紡ぎだすのかが難しいですね。現在絶賛スランプ中の身としては難しいです。
笹短歌ドットコム、テーマ「虫」の総評です。
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採用1首
のののののつつつつつつつへへへへへ みみずがみんなひからびている

ボツ4首
自家製の完熟トマト分けに来る二件隣のかまきり夫人

子供には言えないヒミツ 首をもぐそのバッタこそ仮面ライダー

配給のショートケーキに一列で並び続ける蟻の行列

肌寒い毛布ばかりの廃棄物処理場にいるアゲハの蛹

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不登校、全ボツと力量不足以前の問題です。どうしたものか。
10月10日(日曜日)放送分、教育テレビ「NHK短歌」午前6時~6時25分、加藤次郎さん選テーマ「本」にて、私の短歌が入選いたしました。本名にて放送されます。お暇がありましたら、どうぞご覧くださいませ。

「NHK短歌」
http://www.nhk.or.jp/tankahaiku/
上流にきっと未来があるのだと遠く見つめる回転寿司屋
(うたう☆クラブ賞)

思春期にノストラダムス大予言外されとうに希望は尽きた

短歌研究10月号「うたう☆クラブ」第106回 加藤治郎コーチ選

投稿開始から1年9ヶ月、初めてうたう☆クラブ賞をいただきました。ありがとうございます。この「上流に~」という歌、穂村弘さんの『世界音痴』(小学館文庫)の表紙からイメージして作ったものです。

先日のNHK短歌でも初めての第一席をいただきましたことも含めて、自分の心身不調と比例して、短歌が評価されることが確定いたしました。今以上の評価を得るために、私が払う代償はいったい何なのでしょうか。
NHK短歌10月号にて短歌が採用されましたので報告です。
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加藤治郎さん選 テーマ「昭和」佳作

リビングのサイドボードに飾られしウイスキーボトルは昭和の日付
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実家にあるサイドボードには、父が昔好きだったウイスキーのボトルが今でも飾られています。

先日の放送を観た父親から電話があり「とてもじんとした。自分はちゃんと子供に愛情を注いできていたか、考えてしまった」と言っていました。大丈夫だよ、だからあの歌ができたんだもの。
補助輪のかわりに添えた父の手と夏の終わりへ走り始める

選者東直子さん
「回想の歌だと思います。『補助輪のかわりに添えた父の手と』と、必ず子供が安定して走れるようになると、離さなければいけない。ということで、子供が自立すると親の手が離れるということも比喩しているんだと思いますね。『夏の終わり』っていうのは子供時代の終わりでもあるのではないかと思います」

ゲスト都甲幸治さん
「お父さんのてのひらのぬくもりから、愛情が非常に伝わってくる歌だと思います。それから最後の『夏の終わりへ走り始める』という比喩がとても素晴らしいと感じました」

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初めて特選一席をいただきました。ありがとうございます。東さんには以前、特選三席をいただいておりましたので、さらに感謝しなければなりません。私にとって師にあたる加藤治郎さんからいただくのではなく、単純に感性を認めてもらえたことがとても嬉しいです。

また、同じ未来彗星集に所属している日野寛子さんが特選三席でご入選されておりました。透き通ったお歌が素敵でした。コメントもくださいまして、ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願い申しあげます。

再放送は水曜日14:30~となっております。
NHK短歌さんから電話が来ました。10月10日日曜日(6:00~6:25)放送分、加藤治郎さん選テーマ「本」で採用されたようです。

前回電話をいただいてから日が経っておらず、採用歌の確認か何かかと思って電話に出たら、2ヶ月連続採用のお知らせで驚きました。去年の3回採用の記録を更新しました。

最近、短歌を詠むにあたって意識している「その短歌に物語はあるか」「その短歌は詩であるか」を、きちんと実践できた歌ですので、これが採用されたのはとても嬉しいです。また、自分の師である加藤さんに直接感想をいただけること、楽しみにしております。

余談ですが、携帯電話の着信音をSURFACEの「ソコハカトナク」にしておりまして、その音楽が鳴り出すと、猫がぐるぐる鳴いてごきげんになります。音楽好きな猫なんです。可愛いですよ。

NHK短歌
http://www.nhk.or.jp/tankahaiku/
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プロフィール
HN:
中森つん
性別:
女性
自己紹介:
穂村弘さんに影響を受け、2009年、短歌にベクトルをあわせ出発進行。雑誌やメディアでの掲載・採用情報、結社詠草の情報置き場。尊敬する歌人は笹井宏之さん。
結社「未来」の「彗星集」所属しておりました。申し訳ございませんが、歌意の説明は控えさせていただいております。
2011年12月活動休止。2013年4月活動再開。
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