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おがくずをここに捨てれば身綺麗になれるはずだと思ってました
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第二弾制作中のフリーペーパー「うたらば」のブログパーツが更新されました。今回のテーマは「残」+自由詠。応募総数98首もの作品の中から、またまたまた拾っていただけました。ほとんど寝たきりですので、今回はそれで勘弁してください。(採用数は12首)

君が居た淡い残像追い求めキッチンで飲むぬるいコーヒー

相変わらずテーマ曲はSURFACEです。だいたい恋愛ものを詠む時には聴いています。幻聴が酷いものですから、音楽を聴きながらでないと短歌に専念できません。それでも愛猫が鳴いている声は聞こえますけどね。

現在募集しているテーマは
ブログパーツ:「月」+自由詠(〆切9月25日)
次号うたらば:「細雪」(〆切12月20日)

の2つです。

検査結果は出たものの「原因不明」の発熱。すでに微熱と呼べない37.5度ごえ。生活に支障をきたしていても、病名がつかなければ病気と認識されない現状です。精神面もだいぶ調子が悪いので、少し短歌活動をセーブしないといけないことはわかっております。それをさせじと作戦を練っている神様が嫌いです。

「うたらば」
http://www.utalover.com/index.htm
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NHK短歌さんから朝一で電話が来ました。9月19日日曜日(6:00~6:25)放送分、東直子さん選テーマ「走」で採用されたようです。

いつもと違う番号で、いつもと違う人からかかってくるとびっくりします。寝起きだったので、ものすごく低い声で愛想なくて、スタッフの人すみませんでした。

前回からちょうど3ヶ月という、良いペースで採用されました。去年の採用数が3回だったので、今年も並びました。しかも今回は結構がんばった作品です。というのも、父の日に短歌を詠んだ際、実の父親の短歌が詠めないことに気づき、出来る限りあらゆるテーマに「父親」を入れてきたからです。「父親」の短歌を詠むようにすすめてくださった垂々さん、ありがとうございます。

父親とは高校生のときから別居していて、それ以前も仕事で忙しい人だったので、あまり思い出みたいなものがありません。そのわずかな記憶の中から搾り出した歌が採用されたことは、本当に奇跡なんじゃないかと思います。

さて、私生活はというと、2ヶ月間原因不明の微熱がそろそろ危ないということで、総合病院で色々と検査をしてきました。結果は今週末です。何もないのも何かあるのも問題なので、とりあえず早く発熱の原因がわかると助かります。猛暑日に37.5度とか本当に辛いので。

NHK短歌
http://www.nhk.or.jp/tankahaiku/
とりどりの国境の色 レイヤーの最下層にはただ白い骨

短歌研究9月号「うたう☆クラブ」第105回 穂村弘コーチ選

たしか、サッカー観戦をしつつ思いついた歌です。
短歌研究新人賞にて予選通過作品に選ばれました。
タイトルは「消灯ですよ」です。
誌上に発表された2首をアップいたします。
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曇天の午後四時にする口付けはイブプロフェンの味がしていた

空席の前で掴んだ吊り革が手に張り付いている降車駅

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昨年、佳作を獲っておきながらランクを落としてしまった今年ですが、今回の「消灯ですよ」は、ストックをかき集めてまとめただけの、本当にレベルの低い作品でした。それを投稿してしまった自分が情けなさと、それでも予選通過という慈悲をいただけた感謝と、同じ枠内にいらっしゃる方々に申し訳ないという気持ちでいっぱいです。

もっと短歌1首1首のレベルの向上を心がけたいと思います。
NHK短歌9月号にて短歌が採用されましたので報告です。
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加藤治郎さん選 テーマ「人名」佳作

「もしもし、未来ですか?」と尋ねればロボが応える星新一の
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9月号の締め切り当時、体調不良が悪化し始め、それでもなんとか送ったのを覚えています。1首でも拾っていただけて良かったです。

この短歌に出ている「星新一」という作家をご存知でしょうか。
私と同じ20代の皆さんは、もしかしたら小学校の国語の教科書で何らかの作品を読んだことがあるかもしれません。彼はショート・ショートと呼ばれるいわゆる短編小説の第一人者であり、その独創性溢れる発想が魅力的な作家です。また、インターネットや携帯電話がまだない時代に、その存在を予見するかのごとく、自身の物語の中に登場させていました。彼の描く世界は、とてつもない情報量を持つ図書館のようです。どの作品も読み終えた後、子供のように興奮してしまいます。

まだ読んだことがないという方は、これを機会にぜひ読んでみてください。
確実に有名になってきたフリーペーパー「うたらば」のブログパーツが更新されました。今回のテーマは「海」+自由詠。応募総数84首もの作品の中から、またまた拾っていただけました。ありがとうございます。ちょっと田中ましろさんの自宅方面に土下座します。(採用数は16首)

喧噪で溺れる君のもとへ行くペットボトルに海を詰めたら

「うたらば」の投稿歌を考えていると、私の短歌から黒を抜くのは難しい…と深く思うのです。他にも何首か送らせていただきましたが、やっぱりこれが一番無難ですね。今回採用された短歌の中で一番好きなのは、

幸せだ マンタになって島中のやさしき人に見られたいほど(こゆりさん)

です。「海」という単語を出さずに、とても純粋で綺麗で可愛い短歌を詠まれています。すごい。こういう風に、誰にも真似が出来ないような短歌を模索中なのです。私は黒い方向で。

現在募集しているテーマは
次号うたらば:「夕刻」(〆切8月20日)
ブログパーツ:「残」+自由詠(〆切9月4日)

の二つです。夕陽に向かって泣きながら、ギターをかき鳴らしている波田陽区しか浮かびません。

「うたらば」
http://www.utalover.com/index.htm
Vo.00(創刊号)にて参加させていただきましたフリーペーパー「うたらば」のブログパーツが更新されました。今回のテーマは「お祭り」+自由詠。応募総数55首もの作品の中から、なんとか拾っていただけました。ありがとうございます。(採用数は11首)

うたかたの恋だとしても今宵だけ祭囃子に身をひそめたい

今回の短歌のテーマ曲はFull Of Harmonyの「UTAKATA」です。SURFACEの椎名慶治さんが作詞を手がけた作品で、花火の音から始まる、夏にぴったりな一曲です。もうちょっと妖艶な短歌にしたかったのですが「うたらば」の雰囲気に合わないかもしれないと、思いとどまりました。

現在募集しているテーマは
ブログパーツ:「海」+自由詠(〆切8月15日)
次号うたらば:「夕刻」(〆切8月20日)

の二つです。

先日、担当医から自宅療養と十分な休息をきつく言い渡された身としては、投稿している場合ではないのですが、こういう面白いことが大好きなものですから、適度に頑張りたいと思います。(その適度がわからないので難しいのですが)

「うたらば」
http://www.utalover.com/index.htm
短歌研究8月号「うたう☆クラブ」第104回栗木京子コーチ選の掲載情報です。栗木京子コーチとやりとりをして、改作をしていった一首なのですが、これが最終的に原型をとどめていないのが面白いので、今回はその過程もアップしてみたいと思います。
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投稿作品:違反だとわかっていても止められぬかっぱえびせん級の愛情
栗木コーチ:愛の速度はまさに「やめられない、止まらない」の迫力。あえてユーモラスに表したところに、自分の心を制御できないとまどいを読み取ることができます。ただ、このままではどうも大雑把な感じ。上句と下句が同じようなことを述べているのも気になります。相手のことなどを上句で具体的に表してみてはどうでしょうか。

改作:答案にハートを隠す先生のかっぱえびせん級の愛情
栗木コーチ:先生からの愛情なのですね。改作2のドラマチックな設定が面白いと思いました。このままでもほぼ完成作なのですが、読み返してみると、下句が軽すぎるかなぁ、という気がしてきます。「愛情」と名詞止めにしたのも窮屈な感じ。とめられない気持ち、というのを別な表現で伝えることはできませんか。

改作:答案にハートを隠す先生をかっぱえびせん並に囓った
栗木コーチ:「囓った」の無邪気な凶暴性が素敵です。ただ「かっぱえびせん並に」にぎこちなさが残ります。「かっぱえびせん」という語が長すぎるので、使いにくいのでは?この際、かっぱえびせんへのこだわりを捨てて、もっと違うものを囓った設定にしては。

改作:答案にハートを隠す先生の真っ白なYシャツを囓った
栗木コーチ:「かっぱえびせん」の箇所、初めのアドバイスと大きく変更してごめんなさい。愛の強さは残したいと思いつつも、どうも三十一音に「かっぱえびせん」はなじみにくい気がしてきたのです。「真っ白なYシャツを囓った」の改作、切れ味がよくて、インパクトがありますね。答案の白さとYシャツの白さが呼応していますし、「囓った」の型破りな感じが際立っています。これを最終稿にしましょう。
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ご覧の通り、最初「かっぱえびせんが良い」と言われて改作をしていくうちに、「かっぱえびせんを抜こう」という話になったので、なかなか大変な作業でした。それでも、意味としては同じであるのに、まったく別の作品ができあがるというのは面白かったです。「うたう☆クラブ」の良いところは、時々こうしてプロの歌人さんから直接指導していただけることですね。勉強になります。
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プロフィール
HN:
中森つん
性別:
女性
自己紹介:
穂村弘さんに影響を受け、2009年、短歌にベクトルをあわせ出発進行。雑誌やメディアでの掲載・採用情報、結社詠草の情報置き場。尊敬する歌人は笹井宏之さん。
結社「未来」の「彗星集」所属しておりました。申し訳ございませんが、歌意の説明は控えさせていただいております。
2011年12月活動休止。2013年4月活動再開。
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