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おがくずをここに捨てれば身綺麗になれるはずだと思ってました
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NHK短歌8月号にて短歌が採用されましたので報告です。
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加藤治郎さん選 テーマ「雨」佳作

雨音がばつんばつんと響く夜ドラマの愛も伝えづらそう

米川千嘉子さん選 テーマ「遠・近」入選

テーブルを挟んだままで近づけず六畳半の部屋の二人は
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入選歌選者コメント「本当はもっと近づきたいのに、金縛りにあったように二人とも動けない。まもなく一歩近づくことに気づいているからこその若い二人の状況だ」

今月は佳作と入選での掲載です。ありがとうございました。NHK短歌のテキストは、勉強すべき内容がたくさんつまっているのですが、一番楽しみにしているのは、ジセダイタンカページの「タンカ+マンガ」だったりします。いつも面白く読ませていただいております。

先日、熱中症と脱水症状で倒れました。まだ具合が悪いので、色々と短歌の締め切りをあきらめなければなりません。というか、そろそろ本気で自分の体と相談して、どう短歌と付き合っていくのか考えなければいけません。私の体調の悪さに関しては、また後日。
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今年始め「フリーペーパーを制作するので『テーマ・春の恋』で短歌を提供してくれませんか?」と、元短歌サミット実行委員の田中ましろさんからお話をいただきました。色んな歌人さんから短歌を集め、またおもしろいことをなさるのかと思い快諾し、体調不良で締め切りぎりぎりに短歌を送りつけるというご迷惑をおかけしてから数ヶ月。春もとうに過ぎた頃、フリーペーパーは「うたらば」という可愛らしい名前になり、完成したとのお知らせをいただきました。一部譲ってくださるということで、お願いし、先日冊子が届きました。

うたらば1 うたらば2

サイズは漫画本よりひとまわり大きいくらい。シンプルな装丁。メンバーは伊藤夏人さん、さかいたつろうさん、こゆりさん、ムラサキセロリさん、イマイさん、田中ましろさん、藤井唯さん、文月郁葉さん、r!ecoさん、中森つんです。私以外はほとんど、短歌サミットの実行委員。田中ましろさんはとっても人脈の広い方で、実行委員以外でも私よりもっと「春の恋」にふさわしい短歌を詠める方々を知っているはず。

なぜに中森つん。

もっと色んな人が参加するもんだと思っていたので、埋もれないようにと「中森つん」テイストの黒い短歌を出してしまいました。冊子を開くと、可愛らしい若葉の写真と共に、

春を病み芽吹く気持ちに水をやる係を君に任命します

という、文法音痴の黒い短歌があります。もう浮きまくりです。このフリーペーパーは関西圏のカフェなど数カ所に置かれることになっているそうなので、全国圏で恥を晒すことになります。

積み荷を燃(ry

ご興味をもたれた方は「うたらば」HP上からPDFファイルでご覧になれますので、どうぞアクセスしてみてください。ブログパーツも制作されているらしいので、設置できるよう頑張ってみます。ブログ運営が出来ているのが不思議なくらい、機械に弱いんです。また、随時短歌も募集しているようですので、これからはちゃんと「うたらば」の雰囲気に似合った短歌を投稿できるように、そして採用していただけるように頑張ります。

うたらば
http://www.utalover.com/index.htm

PS:色々と体調不良に病気悪化。このまま短歌を続けていいのかという瀬戸際にまでやってきました。
テーブルを挟んだままで近づけず六畳半の部屋の二人は

選者米川さんコメント
「近づく、『近』というのをこういう風に使うのかと感心しました。もう少ししたら近づくというのを意識している微妙な二人ですね」

今回初めて、選者の米川さんにとっていただけました。ゲストの真中朋久さん(歌人)に気になる歌として目にとめていただき、
「前にテーブルがあっても、ちゃぶ台を返すみたいにして近づいたらいいのにとか、さりげなく台所に行って飲み物かなんかとってきて、隣にさっと入ればいいのにと思いますけど、そうじゃないところが初々しい感じがします」
とコメントをいただけました。
そしてアナウンサーのまとめの一言
「さてこの二人これからどうなるのか。気になるような歌でもありますね」
そうですね。私も気になります。

実はこの短歌の入選にあたって、電話でNHK短歌のスタッフさんから「六畳半というのは実際にある間取りですか?四畳半というのは聞いたことがありますが…」と質問をされました。「六畳半というのは2000年頃からマンション、アパートなどで取り入れられてきた、中途半端な広さの部屋です。あえて『六畳半』という表現を使うことで、二人の距離感や関係性のあやふやさを表してみました」とお伝えしたところ、後日、また電話がかかってきて、こんなことを言われました。

「中森さんからの説明を選者さんに伝えたとき、私たちスタッフも年寄りの年齢ですから、こうして若い方が新しい言葉を使って、短歌を表現していくというのは、嬉しいことだし、短歌の新しい未来が見えてきて楽しい、と話していたんですよ。中森さんの短歌は、他の投稿者の方と比べても、表現が非常に面白いんですね。これからもどんどん、あなたの魅力を見せてください」

と、選考時のエピソードや励ましのお言葉をいただきまして、本当に嬉しくて泣いてしまいました。「秀歌」と呼ばれる作品よりも、人の心を惹きつける歌を詠んでいきたいと、改めて思わされました。どうか皆様、これからもよろしくお願いいたします。
朝陽など見る気はなくてただずっと夜を眺めていたかった猫
(扇マーク)

部屋中に散らばる匂い消すように今夜はカレーライスを作る

短歌研究7月号「うたう☆クラブ」第103回 小島ゆかりコーチ選

扇マークをいただいたうえに、2首載せていただきました。ありがとうございます。個人的には、猫短歌が評価されると嬉しいのです。猫好きだから。

以前、カテゴリーが増えるとの話をいたしましたが、私の計算違いで来月からの始動となります。申し訳ございません。また、一部の方はもうご存知でらっしゃることも、そのときに発表いたしますので、どうぞそっとしておいてください。
NHK短歌7月号にて短歌が採用されましたので報告です。
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東直子さん選 テーマ「身体」入選三席

出来るなら今すぐ生まれ変わりたい君を動かす心臓として
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選者コメント「君の身体、それも最も大事な心臓になりたいと言う。非常に強い気持ちがまっすぐに伝わる迫力のある作品。若い作者ならではの言葉の勢いを感じる。」

この歌は去年、当時はまだ籍を入れていなかった旦那さんに、病気の疑いがあると知ったときの心境を詠んだものです。「支えてあげたい」「変わってあげたい」という思いよりも、「君を構成する何かになりたい」と強く思いました。それは、常に一緒にいたいだとか、苦しみをわかりたいとか、そんな気持ちの最上級の表現だったのかもしれません。

おかげさまで旦那さんは健康無事に過ごしています。あの時抱いた感情を忘れることなく、これからも共に歩んでいきたいと思っております。
ぐつぐつと煮込むカレーに溶けていく昨日の嘘も今日の涙も

短歌研究6月号「うたう☆クラブ」第102回 加藤治郎コーチ選

うたう☆クラブ、ずいぶん人が増えましたね。
比較的若い方(10代~30代)の姿が見られます。

今年の現代歌人協会賞に、野口あや子さんが決定しました。
おめでとうございます。これはもう、短歌界に若いエネルギーが流れ込んできそうな予感ですね。
NHK短歌6月号にて短歌が採用されましたので報告です。
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加藤治郎さん選 テーマ「愛」佳作

脱ぎ捨てたシャツを拾って洗ったら干してたたんで愛情と呼ぶ
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これは我が家における日常の風景です。同棲し始めた頃は「私はあなたのお母さんじゃない!」って怒ったこともありましたが、最近は慣れてきたというか妥協しているというか、そこも許容できるようになってきたようで、あんまり酷くない限り怒らなくなりました。(でもやっぱりまだ怒る)
教育テレビ「NHK短歌」午前6時~6時25分の5月16日(日曜日)放送分、東直子さん選テーマ「身体」にて、私の短歌が入選いたしました。本名にて放送されます。お暇がありましたら、どうぞご覧くださいませ。今回のゲストは石川美南さんです。

「NHK短歌」
http://www.nhk.or.jp/tankahaiku/
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プロフィール
HN:
中森つん
性別:
女性
自己紹介:
穂村弘さんに影響を受け、2009年、短歌にベクトルをあわせ出発進行。雑誌やメディアでの掲載・採用情報、結社詠草の情報置き場。尊敬する歌人は笹井宏之さん。
結社「未来」の「彗星集」所属しておりました。申し訳ございませんが、歌意の説明は控えさせていただいております。
2011年12月活動休止。2013年4月活動再開。
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